女子W杯なでしこジャパン 31日スペイン戦に向け非公開練習「ここでいい試合ができるかどうかが今大会のキーに」佐々木則夫団長
29日ニュージーランド・クライストチャーチ 天候晴れ、気温9度
女子W杯に出場し、ザンビア、コスタリカ2戦連勝で1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたなでしこジャパン29日、スペインとの1次リーグC組最終戦(31日、ウェリントン)に向けて、クライストチャーチで調整した。C組はスペインと日本が2連勝ですでに突破は決定。この日は冒頭15分のみの非公開練習で、今大会優勝候補の一角をなすスペインを相手に1位通過をかけた戦いへ準備した。2011年に優勝し、15年も準優勝した佐々木則夫・元監督は今大会団長を務め、この日、取材に対応。ザンビア、コスタリカと違いFIFAランキングも11位の日本より上位のスペイン(6位)について、「11年は(3戦目で)イングランドに敗れて、トーナメントの相手もドイツに変った。ただ、敗戦がチーム一丸となるきっかけにもなった。(ランキングが上位のスペインと)ここでいい試合をしっかりできるかどうか、それが今大会のキー(カギ)になる」と試合を位置付けた。