女子W杯なでしこジャパン2-0でコスタリカを完封しノックアウトステージへ スペインと1位突破をかけ31日に対戦「突破は嬉しいがスペイン戦は大きな意味を持つ」池田監督
後半は、余裕を持って試合を展開。田中を植木、藤野とザンビア戦で2ゴールをあげた宮沢を交代し、その後、清家と猶本、長野と林を交代し、最後まで高い位置からの守備と、熊谷を中心にした安定したビルドアップの高い技術を通してコスタリカを2-0で下した。2試合連続で無得点に抑えたのは、女子W杯で初の堅守に。藤野のゴールは19歳180日で、日本の女子W杯での史上最年少、また10代のゴールも日本女子代表で初となった。この試合の「VISAプレーヤー・オブ・ザ・マッチ」には猶本光が選出された。この後行われたスペイン対ザンビア戦でスペインが5-0で勝ってグループリーグ突破を決め、なでしこジャパンも突破は決定。得失点差でスペインが上回っており、31日の直接対決は1位通過を争う。
突破を決め池田太監督が広報からコメントを発表した。
グループステージ突破が決まり、このチームでノックアウトステージを戦えることを嬉しく思います。ただグループステージにはまだ重要な試合が残されています。スペインとの試合はあらゆる面で大きな意味を持つ試合であることに変わりなく、チームとしてやるべきことを続けていきます。ここまで戦った2試合同様、これからの戦いでも簡単な試合はひとつもありません。目の前の試合に集中し続け、1試合ずつ戦っていきます。