サッカー女子W杯 なでしこジャパン会見「コンディションの良い選手を起用する。(昨年の男子W杯コスタリカ戦から)学んでいける」池田監督
25日午後2時半ニュージーランド・ダニーデン=日本時間同日午前11時半 天候晴れ、気温サッカー女子W杯グループリーグで初戦のザンビアに5-0で勝利した日本代表「なでしこジャパン」は、26日のコスタリカ戦に向けてこの日ダニーデンに移動し、池田太監督と、1戦目で得点をあげた田中美南が公式会見に臨んだ。中3日の日本に対して、コスタリカは中4日と休養日は1日多い。池田監督は「メンバーの細かいことはお話するのが難しいが、ザンビア戦から中3日で試合、コスタリカは4日。連戦になるので、コンディションの良い選手をきょうのトレーニングを踏まえてメンバーに決めていく。誰が主力、というのではなく、誰が出ても(サッカーのレベル)変わらない」と話す。勝てばグループリーグ突破に大きく前進できる2試合目に、初戦のメンバーで臨むのか、今後の疲労を考慮し、選手を何人か入れ替えるのか。昨年の男子のカタール大会での経験(初戦ドイツに勝利し、5人を入れ替えたコスタリカ戦に0-1で敗れる)について監督は会見で「縁じゃないが、巡り合わせは感じている。2戦めで少しW杯に慣れているところで、(男子の経験を)学んでいけるんじゃないかという話はMTGでしている」と、「日本代表」としての経験を判断材料のひとつにあげた。
ダニーデンス・スタジアムは、ドーム式の室内競技場で、気温が3~5度にまで下がった初戦のハミルトンに比べると気温、風の影響は少ない。スタジアムでの練習は行われないため、チームはダニーデンスタジアムでピッチコンディションを確認した後、別のスタジアムで練習を行う。