スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2023年3月 3日 (金)

国枝慎吾氏 国民栄誉賞受賞について喜びのコメント発表

3日、国民栄誉賞受賞が正式に発表された車いすテニスの国枝慎吾氏(38=ユニクロ)が、マネージメント契約を結ぶ「IMGTokyo」を通じ、コメントを発表した。以下全文

「この度は、国民栄誉賞決定の知らせを聞き、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。国民栄誉賞は、車いすテニスを始めるきっかけを作って頂いた地元のテニスクラブ、先人の方々、私の選手活動を支えてくれたチームスタッフ、スポンサー、関係者、家族、そしてファンの皆様の情熱が認められたものとして受け止めています。
東京パラリンピックでは無観客ではありましたが、多くの国民の皆様からの期待と声援を肌で感じ、人生最大の経験をさせて頂きました。今回、国民栄誉賞を受賞させていただくことで車いすテニスのみならず、パラスポーツ界の更なる発展に繋がることを祈念いたします。
 私自身、これからは車いすテニスを通じて経験させて頂いたことを生かして、スポーツ界や社会に少しでも貢献できるよう活動していきたいと思います。ありがとうございました」

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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