33歳香川真司が、Jリーグ30年周年の年にC大阪に13年ぶりに復帰
J1のセレッソ大阪は1日、日本代表としてもプレーしてきたMF香川真司(33)が完全移籍すると発表した。香川は10年7月、C大阪からドイツ1部ドルトムントに移籍しており、高校2年でプロ契約を結んだクラブに13年ぶりに復帰する。5日に加入会見が行われる予定だという。
香川はドルトムントの主力選手としてリーグ制覇に貢献するなど、ブンデスリーグでの実績を築き上げ、日本選手が多く移籍する現在の流れの先陣を切った。その後、イングランド1部のマンチェスター・ユナイテッド、スペイン2部のサラゴサなどに移籍し、昨年からはベルギー1部のシントトロイデンでプレーしていた。
日本代表では14年のW杯ブラジル大会、18年ロシア大会に出場。ロシア大会では初戦のコロンビア戦勝利のPKを決めた。国際Aマッチ出場は97試合で31得点で、Jリーグでは11試合、7得点をあげている。
Jリーグが記念すべき開幕から30周年を迎える年に、数々の壁を突破してきた香川が復帰するのも巡り合わせで、楽しみな復帰となりそうだ。代表への期待も高まる。