宮本恒靖理事 日本サッカー協会専務理事に就任 将来の会長職へ足がかりとなる人事「しっかりコミュニケーションを取っていく」
19日=JFAハウス(東京・文京区)日本サッカー協会は今年最初の理事会を開き、日本代表の元主将で、日本サッカー協会の宮本恒靖理事(45)の専務理事就任を決定した。現・須原清貴現専務理事は昨年12月に、今年2月で辞任する意向を示しておりその後任となる。会長、副会長に続く要職で、昨年から会長最終任期を務めている田嶋幸三会長の「補佐役」として、すでに特別なポジションに就いていた。専務理事から今後、将来的な会長就任への道筋を立てた人事となった。
同氏は、選手として02年日韓大会、06年ドイツ大会両W杯に出場し、主将を務めた。引退後はFIFA(国際サッカー連盟)が運営する大学院「FIFAマスター」で、法律や経営論などマネージメントを学び、日本の元プロ選手としては初めて同コース卒業生となった。ザルツブルグへの移籍も経験した。
G大阪の監督に17年に就任。21年は開幕から10試合で1勝4分5敗、18位に転落したため、5月に監督を解任された。
協会を通じて発表した宮本専務理事のコメント
これまで常勤の理事としていろいろなことに関わってきましたが、これから専務理事というより責任の重い立場で外部のステークホルダーの皆様やJFAの職員ともこれまで以上にしっかりとコミュニケーションをとりながら仕事をしっかりとしていきたいと思います。