吉田麻也「(今後の代表活動について)何も考えていない」長友佑都「休んで、冷静になって考える」代表のシンボルたちは今後について白紙
ドーハで最後となる取材対応の中で、主将として4年間チームをまとめてきた34歳の吉田麻也は「何も考えていない。次の監督次第かなと。次の監督がどういう風に考えるか。そもそも次の監督が誰かまだ分からない」 と話し、4大会連続出場でW杯に出場し、今大会4試合全てに先発出場、歴代1位となるW杯出場試合数15に伸ばした長友佑都も「今年はずっと頑張ってきたので1回休みたい。興奮した状態で何かを決断するのは良くない。しっかり落ち着いて冷静になって、自分がどうしたいのかを考えていきたい」と、4年前には、長谷部誠が解散する日に代表引退を発表した「解散日」に、報道陣から質問が相次いだ。
モモ裏のケガとリハビリで厳しいW杯を戦う結果となった32歳の酒井宏樹も、「(代表を)自分から引退とは言わない。呼ばれなくなったらそこで(代表は)終わる」と、試合後話していた。W杯のテキストのような3人のベテランが、代表にこだわり続け、発言をする姿も勝利とは全く違った、しかし重要な「日本代表の一部」だ。