日本サッカー協会・田嶋会長 再びカタールW杯へ「(技術委員会を尊重)慌てる必要はないが無駄に時間をおくこともない」早期交渉に前向き
10日=成田空港 一度はチームと帰国し、いくつかの会合、面談に出席した田嶋幸三会長は10日夜、W杯カタール大会に慌ただしくとんぼ返りした。会長は森保一・日本代表監督の去就について、会長として色々言うのは良くないとした上で、技術委員会(反町康治技術委員長)の報告とリストアップのプロセスを踏むとした。「(次期監督選考を)慌てる必要はないが、無駄に時間をおくこともない。誰も候補がいないのであれば仕方ないが・・・」と、筆頭候補と思われる森保監督へのオファーと、早期の合意に前向きな姿勢を示した。会長は、「選手も監督も改めて本当によくやってくれた。日本人監督がやってくれたほうが(繊細な)コミュニケーションはしっかり取れた」と振り返った。今大会の8強は(クロアチア、ブラジル、アルゼンチン、オランダ、フランス、イギリス、ポルトガル、モロッコ)全ての国で、自国の監督が指揮を執っている。