カタールW杯 日本代表ドイツ戦へ異例の4日連続非公開練習スタート 練習時間もドイツ戦キックオフに合わせ、モード切替え 遠藤、三笘、冨安合流
ドーハ19日午後=日本時間20日午前(天候晴れ、気温26度、湿度55%) 20日W杯が開幕する(カタール対エクアドル)のを前に、日本代表が異例の4日間連続での非公開練習をスタートさせた。森保監督は「集中して戦術練習に臨ませて頂きたい」と、18日の会見直後に自ら報道陣に依頼。W杯への緊張感を高めてモードを切り替えるためで、この日の練習時間も当初は午後5時からだったが、23日のドイツ戦と同じキックオフ時間に1時間繰り上げ4時からスタートした。練習は冒頭30分ほどの公開だったが、W杯へのカウントダウンとともに、フィジカルだけではなくシーズン中とは異なる緊張感や集中力を高めていくのも非常に難しい大会に、うまくフィットしていこうとしているのが伝わった。
ここまで脳しんとうの影響を考慮し、別メニューを続けてきた遠藤航、足を痛めていた冨安健洋、体調不良で17日に遅れて合流した三笘薫の3人が練習に合流し、チーム全体に明るさや勢いが漂った。ふくらはぎを痛めている守田英正はこの日も合流はしていなかった。代表は開幕の20日にも午後4時からトレーニングを行う。