カタールW杯 森保監督、吉田主将公式会見「世界に大きなサプライズを起こせたら」 アジア勢苦戦のなか「アグレッシブにやる」監督
ドーハ22日12時15分=日本時間22日18時15分 あす23日ドイツ戦を迎える日本代表・森保一監督(54)の公式会見が、ドーハのメインメディアセンターで行われた。監督は、「鎌田を始め、今回選出している選手のうちドイツ1部で7人、2部で1人プレーしている。彼らが普段、世界トップのリーグで培っているものを明日の試合で自信を持って発揮してもらえればと思っている。(4日間の非公開練習で)すでに先発メンバーは選手に伝わっていると思う。もちろん最終的には、あす試合前に伝えますが」と、すでに対ドイツの練習は十分終えたとの自信を示した。また、開幕でカタールがエクアドルに0-2で完封負け、21日はイランがイングランドに2-6とアジア勢が苦戦する状況を、「われわれがどう戦うかを考える材料になっている」と話し、両国が守備的に入り、先制点を奪われた試合運びについて、アグレッシブな守備でリズムをつかむ意向を伺わせた。「我慢強く戦わないといけない」とした。
また吉田麻也主将も会見に出席し、「日本の成長を世界に示す。世界に大きなサプライズを起こせたら」と、所属するブンデスリーグ「シャルケ」のメンバーとして、自信をのぞかせた。代表はこの日4時半から大会前の最後の練習を行う。