W杯カタール大会へ 「普段通り」と、普段ではない異例の4日連続非公開練習で、23日ドイツ戦へ
ドーハ18日午後5時=日本時間18日23時 18日、W杯前最後のトレーニングマッチをカナダと行い1-2の逆転負けをした日本代表は、この日はオフとなり、森保一監督(54)がカナダ戦などについてメディアの質問に答えた。W杯開幕まであと残すところ1日となり、チームのモチベーションについてどう上げていくのかと聞かれると、「普段通りに。モチベーションを持たせるというよりも、もう特別な大会」と、平常心を強調。しかし会見の終了時に、自ら、「(ドイツ戦前4日となる)あす19日から(試合前日の22日まで)4日間、非公開練習をさせて頂きたいと思います」と、この4年間では3,2,1日前で行ってきた非公開練習を、一度もなかった4日前ルールとして記者に求めた。
「普段通り」と、日頃は行って来なかった4日連続非公開練習のギャップは、W杯に向けた「スイッチの切り替え」になる。
この日は、午後4時過ぎからの練習に、脳しんとうが心配される遠藤航が前日に引き続いてピッチで走り、ボールを蹴って、別メニューながら復調ぶりを見せた。また、遠藤とともにふくらはぎ痛で別メニューの守田英正も距離は短かったがボールを蹴った。監督は17日のカナダ戦で、2人のケガの状態によっては、柴崎岳、また絶好調ともいえる鎌田大地のボランチも念頭に置く。