Jリーグと、新たにBリーグを加えた新スポーツくじ「WINNER」(ウィナー)発売(一口200円)
26日=国立代々木第二体育館 日本スポーツ振興センターは、バスケットボール男子の「Bリーグ」とサッカーの「Jリーグ」の1試合の結果を予想できる、新たなスポーツ振興くじ「WINNER(ウィナー)」の販売を始めた。大会の優勝チームを予想するくじも設定され、いずれも1口200円。Bリーグは29日に行われる今季開幕戦、Jリーグは10月1日の試合が第1回となる。
スポーツ振興くじは、2001年にサッカーを対象とした「toto」でスタートし、その後、予想のいらない「BIG」とここまで2種類で行って来た。今回は、新たなプロ競技として、7年を迎えプロ競技として定着したバスケットボールが加わり、3つの商品で運用される。コロナ禍にあったが昨年、総売り上げが1131億円と過去最高額となったのも、新商品を後押しした。
WINNERは、1試合予想で勝敗や点差、スコアに応じてBリーグは16択、Jリーグは18択から選び、試合開始10分前までの購入が可能となる。JSCはこれまでとは別に、両リーグへ「WINNER」の売り上げを配分し、両リーグはそこからそれぞれ投票の売り上げに応じてクラブに対して還元する。Jリーグの野々村芳和チェアマンは、「選手の環境整備のために各クラブにお渡しする。その中で、別途、審判の環境整備にも充てたいと思う」と話した。
また、Bリーグの島田慎二チェアマンは「Bリーグにとっては、接点がなかった方々とつながるチャンスをいただいた」と、28日の開幕戦から(9月29日、名古屋D対三河)のスタートに期待を寄せた。WINNERアンバサダーは木村拓哉氏で、CMもこの日からオンエアされる。