日本代表・森保監督 W杯本番前の最後の活動、9月の親善試合2試合の招集人数を26人→30人へ変更し’ラストチャンス枠’設定
2日=オンライン 欧州で選手と面談し試合を視察するなど活動中の、日本代表・森保一監督(54)が拠点のドイツから取材に対応し、9月23日(アメリカ)、27日(エクアドル)と行う国際親善試合(ドイツ・デュッセルドルフ)に、「ラストチャンス枠」を設けると明らかにした。監督は8月下旬に出発する際、9月の親善試合2試合について、11月開幕のW杯カタール大会の登録メンバー26人と同じ「26人で臨む」と本番を強く想定した選出を明かしていたが、2日、これを30人程度にまで拡大するとした。
9月の2試合は、規定でベンチ入りが23人とされた。しかし事前に、対戦する米国、エクアドルの両協会と協議した結果、FIFA(国際サッカー連盟)からも認められて26人に増えた。森保監督は当初、26人で活動するとしたが、「(大会前の最後の活動となる)9月に、より多くの選手が共有できるチャンス」と、方針を柔軟に転換。「もちろん、(本番選考をここで)固定するものではないが、基本的には(最後の活動となるこの2試合の)活動を経験した選手を中心にした招集にはなる」と話しており、26人からの4人増員は、W杯を狙う選手たちにとってチャンスが広がる希みの枠となる。2試合の代表発表は中旬に予定されている。