更新 サッカー日本代表W杯へ エース大迫復調に「もちろん候補に入れて考える」森保監督9月の欧州遠征に招集の可能性示唆
16日=オンライン サッカー日本代表の森保一監督(53)が16日、オンライン取材に応じ、3月のW杯最終予選をケガで辞退してから代表での活動には参加していないFW大迫勇也(32=神戸)について、「コンディションは上がってきている。もちろん候補には入れて考えていきたい」と復調を評価し、9月の欧州遠征(アメリカ、エクアドルと対戦)での招集も視野に入れる。また日本サッカー協会は16日午後、この欧州遠征2試合がドイツのデュッセルドルフ・アレーナにて行われる「キリンチャレンジカップ」となると正式に発表。日本代表の強化試合を海外で同杯として行うのは、2018年以来2度目となる。アメリカ代表戦はフジテレビ系列にて、エクアドル代表戦はTBS系列にて全国生中継される。
森保監督は13日に、札幌対神戸戦(札幌ド2-0で神戸勝利)を現地で視察。先発出場した大迫が、ケガからの復帰後、最も長くなる後半33分までプレーした様子を見られた手応えか、監督は「攻撃の起点になっている部分は彼の良さが出ている。守備の部分でも攻から守に切り替わった時の相手に対する素早いアプローチだったり、チーム全体の守備のスイッチを入れられる、プレッシャーをかけられる」など、持ち味をあげて期待感をのぞかせた。
欧州遠征では、W杯Bグループのアメリカ、カタールとの開幕戦に臨むエクアドルと対戦する。ともに、監督が求めるサッカーの強度や1対1での強さを高いレベルで求められる対戦国だけに、大迫も合流できれば、キャリアにスイッチが入る