スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2022年6月 6日 (月)

日本代表 ネイマールのPKで0-1と敗れ、対戦成績11敗目を喫する キリンカップ2戦へ

日本は後半、原口に変えて鎌田を入れてスタート。ブラジルの交代はなかった。前半シュート1本に抑えられた日本は6分、古橋のミドルでこの試合2本目シュート。日本はブラジルの攻撃に対し粘り強く守るが、高い位置からのプレッシャーにボールを失う場面も。19分に古橋とスピードの前田を入れて活性化をはかるブラジルに対し、後半30分を過ぎたところ、日本のミスから一気にカウンターで攻め込まれ、エリア内でリシャルリソンを止めようとした遠藤が倒してしまい、これがPKに。ネイマールがゆっくりとした助走から権田の逆をついて左隅にゴールを決めて先制を許した。ネイマールはこれで、日本戦5試合連続ゴール、5試合で9得点目で代表通算得点も74点に伸ばした。
日本は堂安、三笘を投入して反撃を狙うがゴールは奪えず0-1で17年以来の(1-3)ブラジル戦を終えた。キリンチャレンジカップ2試合はこれで終わり、2試合は、神戸(ガーナ戦)、大阪でのキリンカップに移動する。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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