日本代表・森保一監督「ドイツ、スペインだけが強いのではない。かなり手強い相手になる」W杯E組2戦目がコスタリカに決定し取材で
15日=大阪市内 サッカーのW杯カタール大会(11月21日開幕)予選で大陸間プレーオフが14日にカタールのアルラヤンで行われ、北中米カリブ海4位コスタリカがオセアニア1位ニュージーランドを1―0で下し、3大会連続6度目の本大会出場を決めた。14日のキリンカップ決勝でチュニジアに0-3で敗戦して一夜明けた日本代表・森保一監督が、コスタリカが決まった組み合わせについて「タフな相手になる。ドイツとスペインだけが強いと思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、間違いなくコスタリカは強い。かなり手ごわい相手」と、プレーオフを勝ち上がった同国を警戒した。コスタリカは18年9月11日、森保監督就任後の初戦(パナスタ)で対戦し、3―0で快勝した。ニュージーランドに勝った大陸間プレーオフの映像はまだ見ていないとしたが、GKナバスをあげて「世界トップクラスの経験を持つ選手。(日本が)こじ開けていくのは本当に大変だと思う。しっかり分析してどう攻略したら良いか考えなければいけない」と、本格化する対戦相手の分析という準備にも言及した。
6月の4連戦は12日間で4試合のスケジュールで終了。「このシリーズ、誰が出ても、誰が組んでも機能させるという非常に難しい課題を選手に与えたなかで(チュニジアの敗戦は)難しい結果になった。強度、クオリティとW杯ではこういう相手と戦う(ランキングは無関係で)んだと厳しい覚悟を持った。いい教訓にしなければならない」と、パラグアイ、ガーナに勝利し(ともに4-1)、ブラジル(0-1)、チュニジア(0-3)に敗れた4連戦を総括した。
11月のカタールW杯に向け、欧州の選手も加わっての代表活動は国内では終わり、今後は東アジア選手権を国内の選手で戦い、9月には欧州遠征で最後のテストマッチを行うのみとなった。