日本代表 7大会連続W杯出場決定、三苫の2ゴールでオーストラリアを2-0で下す
(シドニー観衆41852人) 日本は後半も交代はなく、オーストラリアは前半イエローを受けたメトカトーフに代えてジェゴを投入、立ち上がりからパワーをかけて攻める。1分には、FKを与えてこれをフルスティッチが強いシュート、権田がキャッチする。オーストラリアは日本の左サイドを狙い、ボールが入るとプレスをかけ、攻撃になるとスぺ―スを大きく使って展開するなど、日本はバランスを崩される状態となる。17分には、田中からのチャンスに最後は浅野がシュートを放つがGKに阻止されてしまった。ここで森保監督は、左サイドを長友から中山に、同時FW上田を投入、最初のカードを切った。左は安定し、田中からのボールがサイドに再三送られチャンスを生んだ。膠着状態が続いた35分、伊東が右サイドからペナルティエリア内へスルーパ、これに2列目から飛び出した守田がフリーでボールを持ち、ゴール前へ横パスを出す。南野がダイレクトで合わせたが、カバーに入ったDFにはじかれてしまい、決定機を逸してしまった。一日降り続いた雨で、芝が重く、両チームとも疲労がにじむ時間帯、残り5分、三苫、原口とスピードのある選手を投入。残り1分、守田から右サイドで山根、最後はゴール前の三苫に送られ、これを三苫が決めて、苦しみながらもW杯の切符を手繰り寄せた。アディショナルタイム4分に、三苫が自らドリブルで切り込んでシュート、2点目を奪って7大会連続のW杯出場を決めた。