JFL開幕 鈴鹿のカズ、自身5年ぶりの’開幕戦先発’で2-0と勝利 55歳15日の最年長出場記録を大幅更新 スタジアムはカズ効果で満員に
13日=四日市市中央陸上競技場 JFL(日本フットボールリーグ、観衆4620人)開幕戦が各地で行われ、今季、鈴鹿ポイントゲッターズに横浜FCからレンタル移籍で加入したカズ、三浦知良(55)が、ホームでの青森ラインメールとの一戦に自身5年ぶりとなる開幕戦先発出場をし、後半20分まで65分間プレー、鈴鹿は2対0と完封勝ちで開幕戦での勝利を果たした。JFLでは、FC刈谷でプレーしたアマラオの43歳9日を大幅に更新する55歳15日の最年長出場記録となった。
試合は前半から両者の気持ちが全面に出た激しいボディコンタクトで30分過ぎには青森のキャプテン、MF・差波優人がレッドカードで退場処分に。鈴鹿は数的優位となったがシュートは打てず、カズは若手との空中戦にも飛び込むなど充実したフィジカルを伺わせた。
後半に入ると、今度は鈴鹿のキャプテン、MF・橋本晃司が負傷退場。カズがキャプテンマークを継いだ。鈴鹿は数的優位をなかなか攻撃のチャンスにつなげられず、後半20分にはカズが山内健史と交代し、その際キャプテンマークをこの日3人目となる山内の腕に巻いた。FW・三宅海斗のゴールで待望の先制点を奪い、終了間際にも菊島卓の豪快なミドルhスートで2点を奪い逃げ切った。カズを一目見ようと芝生席からスタンドも満員となり「カズ効果」に沸いた。