アジアカップで来年のW杯出場権獲得を目指すなでしこジャパンのエース・岩渕が、開催地インド到着時の検査で新型コロナウイルス陽性
19日 3連覇と、来年の女子ワールドカップの出場獲得を目指してAFC女子アジアカップに臨む「なでしこジャパン」のエース、岩渕真奈が新型コロナウイルスに感染したと、日本サッカー協会(JFA)が発表した。同選手は、現在アーセナル(イングランド)に在籍しており、今大会にはすでに日本を出発したチームに1人現地で合流するスケジュールだった。JFAによると、イングランドを出発する72時間前以内に行われた検査結果では陰性で、18日、インドに到着した際に行われた検査で陽性が確認されたという。無症状で体調不良はなく、また検査結果が判明するまで自室待機を行っていたため濃厚接触者もいない。協会は「岩渕選手の回復に万全を期すとともに、チーム関係者等の安全と感染防止に細心の注意を払いながら活動してまいります」と発表した。現在、イングランドの一日の新規感染者は約7万3000人と(17日発表数)、ピークを越えたとされている。アジアカップはインドの西側の都市、ムンバイ、ナビムンバイ、プネーの3都市で12カ国によって争われる。Cグループの日本は、プネーで21日にミャンマー、24日にベトナム、27日に韓国とそれぞれグループリーグで対戦。その後トーナメントに進出し、23年W杯開催国で出場枠をすでに手にしているオーストラリアを除く5カ国にW杯出場権が与えられる。