ビーチサッカー日本代表6名が、帰国後の自主待機中に練習参加 JFAは「厳正な対処を行う」とヒアリング実施へ
日本サッカー協会は18日理事会を開催し、その後の説明会で、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで行われた「インターコンチネンタルビーチサッカーカップ」(11月2日~6日)に出場したビーチサッカー日本代表の6選手が、帰国後の防疫に定められる自主待機期間中に所属チームの練習に参加していたと発表した。茂怜羅オズ監督兼選手を始め、上里琢文、河合雄介、田中颯、見山龍之介、山内悠誠が、新型コロナウイルス感染への帰国時に定められている防疫措置(一定の隔離期間中の行動制限)違反を犯し、協会は「このような事象が発生したことは非常に遺憾であり、事態を極めて重く受け止めております。発生した事象に関しては引き続き、詳細な調査を実施した上で厳正な対処を行います」としたうえで、今後、ヒアリングを行った上で処分についても検討するとした。
今月に入って男子プロゴルフの石川遼(30=カシオ)が、やはり米国からの帰国後、定められている自主待機中に、一般客と同じゴルフ場で練習をしていたのが判明。日本ゴルフツアー機構から出場停止1カ月の処分と、自身の同機構副会長職を辞任し大きな問題に発展していただけに、自主待機期間の日数やルールなど、改めて確認したうえで遠征を行うなど、危機管理力が求められているところだった。