スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2021年10月 5日 (火)

サッカー日本代表・大迫勇也「結果出なければW杯は厳しくなる」アウェー・サウジ戦を前に決意を示す 現地気温30度、湿度78%

5日=オンライン 7日(日本時間8日未明)に2022年W杯カタール大会アジア最終予選B組第3戦を、アウェーのサウジアラビア(ジッダ)で戦う日本代表のFW・大迫勇也(31=神戸)がオンラインで会見に臨み、「(サウジアラビアとオーストラリアの2連戦で)しっかり結果を出せればW杯に近づける。 結果が出なければW杯は厳しくなる」と、大一番に向けて強い気持ちを口にした。
 日本は9月2日の初戦オマーン戦でホームの優位を活かせずに敗戦。中立地のカタールで中国を下したが、現在B組4位と、連勝でスタートを切ったサウジアラビア、オーストラリアに先行されてしまった。両国との10月2連戦は、大迫の指摘通り、結果が出なければ、組の上位2位以内での出場は難しくなる。過去、日本が戦ってきた最終予選では、98年フランス大会へ初めて最終予選を突破した97年から、(2002年は開催国で予選出場なし)2018年ロシアW杯まで5大会、どれも1敗で抜けている(18年ロシア大会へは2敗を喫したが、突破決定後の消化試合での1敗)。厳しい最終予選は、1敗でジタバタできないが、とにかく引き分けで粘り続けるのがセオリー。大迫は「この(サウジアラビアと豪州)2チームを叩かないといけない。そこは全選手が理解していると思う」と、チームに漂う独特の緊迫感を示した。
 昨季、ドイツでは1得点だったが、神戸に復帰し、2日の浦和戦では国内復帰6戦目にして初ゴールを決め調子を上げているのは好材料だ。ここまで予選2試合は、大迫の1得点のみ。攻撃の中心、久保建英(マジョルカ)はケガ、伊東純也(ゲンク)が出場停止と、エースへの期待は一層大きい。大迫は、サウジ戦のカギには先制点を挙げた。言い換えれば、先制されると追い込まれる。
 日本代表は5日夕刻にトレーニングを行う。欧州からの選手も全員入国。前日4日は気温30度、湿度78%と蒸し暑い気候だが、「風が吹くのでそこまでひどい暑さという感覚ではなかった」(広報)という。

 

 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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