世界体操で女子個人総合決勝に進出した畠田瞳 練習中の負傷で21日決勝を棄権
日本体操協会は20日、北九州市立総合体育館で行われている体操の世界選手権で、女子代表の畠田瞳(21=セントラルスポーツ)が、21日の個人総合決勝を棄権すると発表した。20日に行っていた段違い平行棒の練習中に落下し首を負傷。病院で「中心性脊髄損傷と頸椎(けいつい)打撲傷」と診断され入院したという。畠田は今大会日本女子ではただ1人個人総合で、予選で4位と21日の決勝に進出していただけに、自身にとって無念な結果となった。
1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数