日本サッカー協会田嶋会長、評議会の信任を受け22年3月から2年の再選出へ サウジアラビアサッカー連盟は吉田麻也、日本協会に差別的行為を謝罪
9日=オンライン 日本サッカー協会(JFA)臨時評議会が行われ(オンライン)、来年3月に2年の任期満了となる田嶋幸三・現会長(63)がオンライン出席64人(75人中)の前回一致で再任の信任を得た。会長の任期は2年で、日本協会は2019年に、任期2年に加え、その際、続投の意志を表明した場合には、2年後の満期を前に「信任投票」によって再選される選考方法にした。この日の信任決議で、来年3月の評議会、その直後の新理事会での正式な手続き待たずに、事実上、再選出が決定したことになる。任期は24年3月までで、2年前の就任時、会長は「できれば会長を4年務め、それを最後に立候補はしない」と表明しており、22年3月から24年まで最後の会長職を務める。
会見を行った須原清貴専務理事は、この日の評議会では、「コロナ禍であっても、サッカーファミリーへの支援を最優先に活動を止めなかった田嶋会長への信頼があった」と、再選の理由について触れた。会長は評議員へのプレゼンテーションで、コロナ禍で大きな打撃を受けたサッカー協会登録者の人数を増やす施策も訴えたという。
また、同専務理事は、現地時間7日(日本時間8日)にサウジアラビアのジッダで行われたW杯カタール大会最終予選の試合で、DF吉田麻也(サンプドリア)が試合直後、相手サポーターから「(人種)差別的なジェスチャー」を受けた問題について、8日のうちにサウジアラビアサッカー連盟から直接謝罪があったと明かした。同専務理事は「吉田選手、日本代表チーム、JFA、日本サッカー界全体に対しての真摯な謝罪を頂戴した(問題行動を起こした当該サポーターについては)サウジ連盟から、既に厳格な処分を下した、と説明された」と迅速な対応を評価し、これ以上、JFAはアクションをしないと明言した。