五輪サッカーU24日本代表初陣は、久保建英のゴールで1-0で勝利 勝ち点3で53年ぶりメダルへスタート 冨安は左足首を痛めて欠場
22日=東京スタジアム 開会式を前に男子サッカーが競技をスタートし、1968年メキシコ五輪以来53年ぶりのメダル獲得を狙うU―24日本代表はグループステージの初戦で南アと対戦した。試合前、選手2人、スタッフ1人が新型コロナウイルスに感染し、チームの18人が納戸接触者に。一時、自室待機するなど、試合開始まで、pcr検査の結果が待たれる事態となったが、無事に試合は成立した。フォーメーションは4-2-3-1。17日に行われたスペイン(U-24)との親善試合のスタメンから、旗手、冨安、相馬が外れ、中山、田中、三好が入った。立ち上がりから守りを固める南アに対し、日本はボールを保持しながら、南ア陣営を崩そうとするが、決定機をものにできない。南アは、堂安、久保、三好とレフティが揃う2列目のパスの連携を警戒し、攻撃のチャンスを潰す。38分には、遠藤がイエローを受けるなどなかなかリズムが掴めないまま、前半は、南アにうまく守られた格好で0-0で終了した。
後半26分には、右サイドでボールを受けた久保が1対1を仕掛けて左足でシュート。これがポストに当たって日本が待望の先制点を奪った。その後、日本は交代を使ってペースを落とさず、そのまま1-0で逃げ切り勝ち点3を手にした。試合後、森保監督は、起用しなかったDF冨安について、21日の練習で左足首を痛め、経過を観察していると明かした。