スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2021年7月31日 (土)

サッカーUー24代表 21本のシュートを放つも決められず PK戦でニュージーランドを振り切る

森保監督は延長前、旗手と田中に代わって、三笘薫と板倉滉を投入する。ドリブル突破の力を持つ三笘がサイドで1対1の場面を作れるかが、勝ち切るための鍵に。延長前半5分、三苫の突破からスルーパスを受けた上田がシュートするが、GKの好セーブに阻まれる。堂安、久保を中心にカウンターからチャンスを生み出すものの、中央の固いニュージーランドDFに延長もてこずる。前半を0-0で終え、延長後半、堂安に代えて三好康児を入れる。これで交代カードは全て切って、延長後半にかける。しかし120分の激戦でも決着はつかず、日本は21本のシュートを決めきれず、警告は冨安と三好、ニュージーランドも4枚と6枚のイエローが出る激しい試合はPK戦に持ち込まれた。
先行はニュージーランド。日本は全員が決めてニュージーランドを振り切った。


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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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