サッカーUー24日本代表 2大会ぶりの4強へニュージーランドと0-0で延長戦突入
31日=鹿島スタジアム グループリーグを唯一3連勝勝ち点9と安定した力で突破したU-24日本代表は、12年ロンドン大会以来の4強をかけて、グループBを2位通過したニュージーランドと対戦した。スターティングメンバーはGK谷晃生、DF吉田麻也、旗手怜央、冨安健洋、累積警告で出場停止の酒井宏樹に代わり橋岡大樹、MF遠藤航、久保建英、堂安律、相馬勇紀、田中碧、FW林大地と4-2-3-1の布陣で入った。日本は体を張ってボールを奪い、そこからカウンターで攻撃。ボールを保持しながら試合を展開するが、フィジカルの強さを持ち味にするニュージーランドに対し、球際で苦戦する。サイド攻撃から中央への正確なクロスを入れ、11分、30分には、右の林から遠藤、右サイドをえぐった久保から堂安と、決定的なチャンスを生むがゴールにつながらず、33分にも左サイドから堂安に絶好のボールが入ったが再三のチャンスを決めきれず、ニュージーランドの守備にうまく守られてしまう。前半は主導権を握りつつも、無得点のまま終了。後半もメンバーへ変更はなく、ニュージーランドの中心を固める守りにゴールを奪えない嫌な時間帯が続いてしまう。後半24分、先発した相馬と林を、上田綺世と中山雄太に交代。フレッシュな選手に期待をかけた。31分にも、旗手のヘディングがバーを越え、右サイドから堂安が入れたクロスに上田が決定的なタイミングでシュートに持ち込むがこれもGKに阻まれ、90分を0-0で終了。延長戦に入った。