サッカー日本代表 3日(札幌)のジャマイカ戦選手が揃わず異例の中止に 日本代表対五輪代表を札幌ドームで医療関係者への慈善試合に
1日=オンライン 日本サッカー協会(JFA)は、日本代表が3日に予定していたジャマイカ代表との国際親善試合(札幌ドーム)の中止をこの日発表した。オンラインで会見を行った田嶋会長によると、ジャマイカチームは、イングランドほかの欧州からと米国の2つのグループ10人ずつで来日する予定だったが(米国からの10人は入国)欧州からの10人はアムステルダム空港でPCR陰性証明手続きの不備で予定した便に搭乗できず(2名は認められた)、国内で義務つけられた試合3日前に日本に到着できなかった。このために主催者として中止を決定したという。「伝統あるこのキリンチャレンジカップを10人で行うことはふさわしくないと判断した。関係各所にご迷惑をおかけして申し訳なく思う。こうしたなかで、監督、反町(技術)委員長を含めた提案を現場でしてくれて両者の対戦となったことに感謝したい」と、日本代表と五輪代表の対戦で1930分からの試合開始とする、と試合をチャリティーマッチとし、投げ銭のウェブサービス「KASSAI」で募金活動を実施し、集まった募金 を医療従事者への寄付に変える代替案を発表した。またUー24もジャマイカとの対戦を控えており、12日の愛知・豊田スタジアムの試合に向けて、もう1度、10人の検査を欧州で行って来日に備えるとした。