東京五輪バスケットボール男子日本代表候補に八村、渡辺NBA組含め20人選出「選手の顔を見たくてウズウズしている」ラマスHC アルゼンチンからオンライン会見で
14日=オンライン 男子バスケットボール日本代表のフリオ・ラマス監督(HC)は現住のアンゼンチンからオンラインで会見を行い、25日からの東京五輪の代表候補合宿に参加する選手の名前を自身で読み上げてメディアに発表した。NBAでプレーする八村塁(ウィザーズ)、渡辺雄太(ラプターズ)、豪州のメルボルン・ユナイテッドの馬場雄大など20人が選ばれた。最終的には代表12人に絞られ、監督は、新型コロナウイルスへの防御として、15人程度をエントリー締め切りまで候補に入れて最後に決断するとした。
すでにシーズンが終了した選手は、25日から、フィジカルコンディションを整えるためのトレーニング合宿に参加。6月5日からは、本格的な強化合宿をスタートさせ(ともにナショナルトレーニングセンター)、監督は来週中にも来日する。6月13~20日はアジアカップ予選出場でフィリピン遠征も行うため、6月下旬から複数の強化試合を、監督の要望では欧州勢を入れての実施する予定。「合宿に期待している。長い間活動が共にできず、選手の顔を見られること、ボールに触れられること、コートに立てること、うずうずして待っています」と選手との再会を楽しみにしている様子が画面から伝わった。
日本は、開催国枠で1976年のモントリオール以来45年ぶりに五輪に復帰する。1次リーグでは、2019年ワールドカップ(W杯)優勝のスペイン(FIBAランキング2位)、同準優勝で監督の母国・アルゼンチン(同4位)などの強豪と対戦するCグループに入った(日本は41位)。