瀬古利彦氏長男・昴さんホジキンリンパ腫で34歳で旅立ち 「親の目からみても尊敬できた。ゆっくり休んで」瀬古夫妻悲しみのなかコメント
16日 日本陸上連盟の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの長男、昴(すばる)さんが13日、ホジキンリンパ腫で死去した。34歳だった。16日、喪主の瀬古氏と、美恵夫人が揃って「とても厳しい治療を何度も乗り越えながら、彼は常に明るく前向きに生きました。そして自分と同じく病に苦しむ人を励まし、勇気づけようとしていた彼の姿は親の目から見ても尊敬できるものでした。今はただゆっくり休んでほしいと思います」とコメントを寄せた。告別式は家族葬で行う。昴さんは3月、自費出版(文芸春秋社)で「がんマラソンのトップランナー 伴走ぶっとび瀬古ファミリー!」を発行(現在は電子書記で購入可能)2012年に同病を発症し、長い闘病の中で、弟からの骨髄移植、オプチーボ治療、また苦しい中で家族の言葉や支えに励まされてきたことなどを、ユーモアを交えて率直に書き記し好評だった。