サッカー日本代表 2011年以来の日韓親善試合25日に開催へ 「可能な限りベストメンバー」反町技術委員長
10日=オンライン 日本サッカー協会(JFA)は、韓国代表との国際親善試合を25日に開催すると発表した。会場は日産スタジアムで、キックオフはナイターで調整中。国際親善試合で日韓戦が行われるのは、2011年8月、ブラジルW杯を目指すザッケローニ監督指揮下でのキリンチャレンジ杯(札幌ドーム、3-0)以来10年ぶりとなる。公式戦では、森保一監督が就任した19年12月のE-1選手権(釜山)で対戦し、0-1で敗れている。日本代表は本来、25日にW杯アジア2次予選でミャンマー戦(日産スタジアム)と対戦する予定だった。しかしミャンマーの軍事クーデターなど国内での騒乱を理由に延期に。協会は、代替試合となる国際親善試合の対戦国を探していた。オンラインで取材に応じたJFAの反町康治技術委員長は「強化の点でお互いの思惑が一致したもの。できればお客さんに入ってもらい、希望となる試合をしたい」と話した。
26、29日には、東京五輪世代のU-24日本代表がアルゼンチンとの国際親善試合を東京と北九州で行う。両代表とも、海外でプレーする選手をどこまで招集できるかは分からないが、反町委員長は「海外組含めて、可能な限りのベストメンバーを組む」とした。25日には聖火リレーが始まる。サッカーが海外からの代表との招待試合を行う意義は大きく、試合結果だけではなく、感染予防対策や有観客試合の運営方法などでも注目を集める。