サッカー 1年4カ月ぶりの国内での日本代表戦メンバー発表 8人が初選出のフレッシュな顔ぶれ「魂込めて準備する」森保監督
18日=オンライン 日本サッカー協会は25日に行われる親善試合、韓国代表戦(日産スタジアム)、30日のW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクダ電子アリーナ)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。Jリーグでプレーする選手が14人と国内が中心となり、MF江坂任(28)ら8人が初選出でフレッシュな顔ぶれに。若手や経験のない選手にチャンスを与え、コロナ禍での国際戦や困難となる移動を見据え、代表全体の底上げをはかる目的で、一方、現在Jリーグ得点ランキングトップの大久保嘉人(5点、C大阪)については、森保一監督が「ここで招集しなくてもベテランで、力は十分わかっている」と、招集は見送った理由を明かした。GKの前川薫也(神戸)は、父・前川和也氏(52)に続き親子で代表入り。また、9人の海外組ではFW南野拓実(サウサンプトン)、五輪世代のDF冨安健洋(ボローニャ)らが選出されたが、スペインの久保建英(ヘタフェ)、ブンデスの堂安律(アルミニア・ビーレフェルト)については監督が「U-24の世界的な強豪アルゼンチン戦に回ってもらい、素晴らしい選手とプレーする時間が長い方がレベルアップやオリンピックに向けた強化、その先のA代表の強化につながると思っている」と話し、冨安のみがA代表に加わり、19日に発表されるアルゼンチン戦に臨む東京五輪候補メンバーに加わる可能性を示唆した。監督は「韓国戦は多くの皆さんが、普段の一戦とは違う気持ちで観てくれると感じながら、魂を込めて準備したい」と、韓国内で批判されている日本での日韓戦、ようやく再開となるW杯2次予選と、国内では19年11月のベネゼエラ戦(1-4、吹田)以来となるAマッチに強い思いを口にした。
GK西川周作(浦和)権田修一(清水)※前川 黛也(神戸)
DF吉田麻也(サンプドリア)佐々木翔(広島)松原健(横浜)※山根視来(川崎F)畠中槙之輔(横浜)※中谷進之介(名古屋)
※小川諒也(FC東京)冨安健洋(ボローニャ)
MF※江坂任(柏)遠航航(シュツットガルト)伊東純也(ヘンク)原川力(C大阪)南野拓実(サウサンプトン)古橋亨梧(神戸)
守田 英正(サンタクララ)※川辺駿(広島)鎌田大地(Eフランクフルト)※坂元達裕(C大阪)
FW大迫勇也(ブレーメン)浅野拓磨(パルチザン)
※は初選出