東京五輪・パラリンピック組織委員会新会長に、橋本聖子氏就任 理事会が選出し午後6時から就任会見
18日=都内 女性を差別するような発言で(女性が多い会議は時間がかかる)、12日に辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長(83)の後任に、橋本聖子五輪担当相(56)が就くことが決まった。午後4時から行われた理事会が選出した。橋本五輪担当相は18日、菅義偉首相に辞表を提出。東京五輪組織委会が3回の候補者選考委員会で決めた会長候補として、就任要請を受け入れた。橋本氏は五輪に冬・夏(自転車)合わせて7度出場。1992年アルベールビル五輪スピードスケート女子1500メートルで初の銅メダルを獲得した。95年の参議院選挙で初当選し、現在5期目。2019年から五輪担当相を務めていた。組織委は12日の臨時会合で候補者検討委員会の設置を決め、座長に御手洗冨士夫名誉会長、荒木田裕子IOC(国際オリンピック委員会)プログラム委員、山下泰裕・JOC(日本オリンピック委員会)会長らを含む8人がメンバーとなって候補者を選出した。