スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2021年2月 2日 (火)

東京オリンピック男女バスケットボール抽選 男子はラマスHCの母国・アルゼンチンと、女子は最強の米国と同組に

2日=オンライン FIBA(国際バスケットボール連盟)は、スイスのミーで東京オリンピックのバスケットボール1次リーグの組み合わせ抽選を行った。1次リーグは男女とも12チームが3組に分かれ、各組上位2チームと、各組3位のうち2チームが準々決勝(8強)に進む。女子はすでに12カ国が出場を決めており、日本は優勝候補アメリカ、フランス、ナイジェリアと同じグループBとなった。2大会連続5度目の出場となる。 1976年モントリオール五輪以来45年ぶり7度目の出場となる男子は、現在8カ国が出場を決めている。日本はグループC、アルゼンチン、スペイン、これからリトアニアのカウナスで開催されるオリンピック最終予選(OQT)の勝者の組に入った。アルゼンチンは、フリオ・ラマスHCの母国で注目の一戦となる。
三屋会長 男女とも全く気の抜けない組に入った。男子は前回W杯ファイナルの強豪2カ国、女子も米国、急激な力を付けたナイジェリアがいる。コロナ禍で選手はひたすらオリンピックがあると信じて練習をしている。このドローでひとつギアがあがったと思う。私も興奮と緊張と、身の引き締まる思いのドローだった。
ラマスHC ワールドカップ決勝を戦った2チーム(アルゼンチン、スペイン)と対戦できるのは非常にうれしいし気持ちが高ぶっている。怖さではなく、全てをぶつけて結果を残す。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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