スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2020年11月14日 (土)

サッカー日本代表南野のPKでパナマに1-0 長友歴代2位のAマッチ123試合出場 GK権田7試合連続完封「仕留める事を課題に」森保監督

13日=オーストリア(天候曇り、気温7.6度、湿度62%) オーストリアのグラーツに遠征中の日本代表は(FIFAランキング27位)、18年ロシア大会で初めてW杯に出場したパナマ(同じ77位)と対戦し、後半16分、南野拓実(25=リバプール)のPKで先制し、逃げ切った。3バックで入った前半、無得点で折り返した日本は、先発の橋本に代えて後半から遠藤航(27=シュツットガルト) を投入。ブンデスリーグで対人プレーに圧倒的な強さを発揮する遠藤の加入で中盤のボールを積極的に獲得する。また、長友に代わって原口元気(29=ハノーファー)を入れると、攻撃が活性化し、16分、遠藤が起点となり久保が縦パスを南野に。相手GKのファールを誘ってPKを南野自身が決めて1-0とした。試合はそのまま1-0で終了、日本は10月のオランダ遠征コートジボワール戦に続き連勝。18日はメキシコと対戦する。またこの試合で、長友佑都(34=マルセイユ)が出場歴代2位となる123試合出場を達成した。 GK権田修一(31=ポルティモネンセ)は、クラブでは試合に出場していないものの、この日で日本代表戦7試合連続無失点と、楢崎正剛(元名古屋)の持つ9試合の記録に並んだ。
森保監督は試合後、「無失点で勝つことができたのは良かったが、1-0から2-0、3-0にできる局面もあった。しっかり仕留めることを課題として考えていきたい」と、次のメキシコ戦に向けて課題をあげた。後半の投入で流れを変えた遠藤は、PKを獲得したシーンで縦パスを久保に出す起点に。「しっかりボールを動かして、縦に入れればチャンスになることはわかっていた」と話し、前半、試合を冷静に見ていた様子をうかがわせた。


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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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