サッカー日本代表パナマ、メキシコとのオーストリア遠征メンバー24人発表 長友復帰に「背中で(代表が何か)見せてくれる」と期待
5日=オンライン 日本サッカー協会(JFA)は、13日、17日にオーストリア遠征(グラーツ市のStadion Graz Liebenau)で対戦するパナマ、メキシコ戦のメンバー24人を発表した。日本代表・森保一監督、反町康治技術委員長、関塚隆代表ダイレクターがオンライン会見を行い、「10月の遠征に続いて、来年のW杯アジア予選までの貴重な試合になる」(監督)と、近年実力を付けているパナマ、またFIFAランキングでも10台に入るなど強豪、メキシコとの対戦を位置付けた。今回もJリーグでプレーする選手は招集されず、チームとドイツの感染対策ルールによってFW大迫勇也(ブレーメン)はできず、DF安西幸輝(ポルティモネンセ)も外れた。10月のオランダ遠征は体調不良で参加を辞退した長友佑都(マルセイユ)、検疫ルールにより招集できなかったMF橋本拳人(ロストフ)、FW浅野拓磨(パルチザン)は復帰した。
反町委員長はオーストリアの入国制限がされている中、グラーツの自治体から「感染対策は十分に行った上で試合をして欲しい」とのメッセージを受けていると明かし、今回も、NBAやテニスほかプロスポーツで感染防止のために行われる「バブル」(PCR検査陰性者のみで、隔離した空間で活動する方法)が実施されるとした。ホテルは練習場と1・5㌔圏内で丘の上にあるなど、外部との接触は遮断される。10月のオランダ遠征では、ほぼ1年ぶりとなるカメルーン戦はスコアレスドロー、コートジボワール戦はDF植田直通(ブルージュ)のヘディングで1-0と勝利した。
GK川島永嗣(ストラスブール)権田修一(ポルティモネンセ)シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
DF長友佑都(マルセイユ)吉田麻也(サンプドリア)酒井宏樹(マルセイユ)
室屋成(ハノーファー)植田直通(セルクル・ブルージュ)板倉滉(フローニンゲン)冨安健洋(ボローニャ)菅原由勢(AZ)
MF原口元気(ハノーファー)柴崎岳(レガネス)遠藤航(シュツットガルト)
伊東純也(ゲンク)橋本拳人(ロストフ)南野拓実(リバプール)
鎌田大地(フランクフルト)中山雄太(ズウォレ)三好康児(アントワープ)堂安律(ビーレフェルト)久保建英(ビジャレアル)
FW鈴木武蔵(ベールスホット)浅野拓磨(パルチザン)