スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2020年11月25日 (水)

Jリーグ川崎F 家長ハットトリックで2位G大阪5-0と圧勝 2年ぶり3度目の優勝は史上最速、最多得点 

25日=等々力陸上競技場(11360人) 前節大分に引き分けた川崎Fは、2位G大阪をホームに迎え優勝決定戦に臨んだ。前半22分、登里享平がペナルティエリア左からゴール前にクロスを送ると、Lダミアンがこれに右足ダイレクトでゴール。ホームで先制し、今季の必勝パターンを固めた。前半終了間際には、右CKからゴール前で一度、Lダミアンがヘディング、このボールがゴール前に流れ、これに家長昭博がすぐに反応し左足でゴール。2点を奪って折り返した。後半も4分、28分にも家長が「右足」でハットトリックを決めてG大阪を突き放した。最後は、今季で引退する中村憲剛もピッチへ。最後は斉藤学がダメを押す5点目で完封、圧勝した。川崎Fは、コロナ禍で揺れた今シーズン、4試合を残しての優勝でリーグ史上最短Vを果たすとともに、現在75得点、24勝ともに記録を更新している。川崎は、天皇杯にも出場する。 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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