女子プロサッカー WEリーグ参加11クラブ決定 埼玉に浦和、大宮、エルフェン3クラブ サンフレッチェ広島も入会
15日=オンライン 来秋開幕する日本で初の女子プロサッカーリーグ、WEリーグ(一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ Women Empowerment League)が第5回理事会を開き11クラブの入会申請を承認した。
WEリーグは「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」理念を掲げており、参入基準には「意思決定者のうち少なくとも1名は女性にする」、「運営法人の役職員のうち50%以上を女性とする」など、従来のプロリーグの設立時参加条件とは異なる、独自の条件を設定。リーグ創設発表から7月31日の申請期限までに17団体が入会申請を行うなど、コロナ禍でも、女子プロサッカーへお反響や期待の大きさがうかがえた。8月23日から外部有識者を加えた審査選考委員会含め4回の協議を経て11クラブが初代女子プロサッカーリーグを構成する「オリジナル11」となった。
マイナビ仙台レディース
浦和レッドダイヤモンズレディース
大宮アルディージャ
ちふれASエルフェン埼玉
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原
AC長野パルセイロ・レディース
アルビレックス新潟レディース
INAC神戸レオネッサ
サンフレッチェ広島F.C
WEリーグ 岡島喜久子チェア コメント はじめに、入会申請をいただきました17団体の関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。クラブの皆さまには、審査のために膨大な資料をご提出いただいたほか、個別のヒアリングにて女子サッカーの発展を誓う熱い思いをお聞かせいただきました。どのクラブも魅力的でしたので、審査選考委員会ならびに理事会にてクラブ数に関する議論を尽くしましたが、最終的に11クラブの承認を決定いたしました。これからのWEリーグをともに創っていく仲間として、11の素晴らしいクラブをお迎えできることを大変嬉しく思います。WEリーグのビジョンにある世界一の女子サッカー、コミュニティ、リーグ価値を創出するため、クラブの皆さまと手を取り合い、2021年秋の開幕に向けて準備を進めてまいります。