スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2020年3月25日 (水)

森保、高倉両サッカー五輪代表監督がコメント「粘り強く頑張っていきましょう」森保監督大会関係者にもエール サニブラウン 「

日本サッカー協会(JFA)は、2020東京五輪の2021への延期が正式に決定したのを受け、JFAを通じていち早くコメントを発表した。また陸上男子短距離で、100、200㍍両個人種目で五輪出場を目指すサニブラウンも所属のマネージメント会社「UDN」を通じてコメントを出した。


U-23日本代表(サッカー男子)森保一監督

「人々の命と健康があってこそのオリンピックだと思っています。延期になったとし
ても、大会までの一回一回の活動に最善を尽くすことに変わりはありません。各活動
を充実させて、東京オリンピック開催時によりパワーを持って臨めるよう、これまで
積み重ねたものをさらに積み上げていきます。
世界中の人々に平穏で当たり前の日常生活が戻るよう、この状況が収束を迎えること
を願っています。選手・スタッフをはじめ、開催準備のために多くの方がご尽力され
てきたと思いますが、今後とも、粘り強く、大会成功に向けてともに頑張っていきま
しょう」

なでしこジャパン(サッカー女子)高倉麻子監督
「スポーツに人生をかけることができるのも、またそれを応援し、楽しむことができ
るのも、世界の平和と人々の健康があってこそです。東京オリンピックの開催延期を
受けて、選手それぞれの心に動揺はあると思いますが、チームはこれまで通り、粛々
と揺るぎなく成長していくこと、頂点を目指すことだけを考えて、与えられた時間を
最大限生かして前進していきたいと思います。新型コロナウイルスで苦しんでおられ
る方々が回復され、世界中の人々が笑顔で平和の祭典であるオリンピックを迎えられ
ることを願っています」

サニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大)
急遽の決定でビックリしました。アメリカもまだまだ厳しい状況が続いていますが、1日も早く世界中でおさまる事を祈っています。僕自身は2021年に自分の思う形に持っていける様に今やるべき事をやっていくだけです。日本の皆さんも一緒に頑張っていきましょう。

 

[ 前のページ ] [ 次のページ ]

このページの先頭へ

スポーツを読み、語り、楽しむサイト THE STADIUM

増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

最新記事

スペシャルインタビュー「ロンドンで咲く-なでしこたちの挑戦」