箱根駅伝復路 青山学院大が一度も首位譲らず大会新で2年ぶり総合V 国学院大は過去最高位の3位 金栗杯は東洋大・相澤が受賞
3日=箱根町~東京大手町5区間109・6キロ、出場21チーム 天候晴れ、気温1度湿度88% 午前8時(芦ノ湖スタート地点) 青山学院大の往路優勝で各大学が逆転を狙った復路だったが、青山学院大が10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶり5回目の総合優勝を果たした。青学大は復路で一度も首位を譲らず強さで一昨年の4連覇以来となる王座を奪還。昨年優勝の東海大は復路1位(5時間23分47秒)で追い上げたが、10時間48分25秒の2位。3位には10区・殿地琢朗がラスト1㌔で鋭いスパートをかけて、帝京校(4位)、東京国際大(5位)、明大(6位)を振り切って国学院大が入り、前回大会7位を大きく上回る過去最高順位を獲得した。復路は6,7,10区でそれぞれ区間新記録が誕生。強豪・東洋大はシード権獲得ラインの10位と沈み、創価大は、アンカー嶋津雄大(2年)の区間新記録で10区スタート時点での11位から9位と上昇、同校初のシード権を獲得した。また金栗杯(大会MVP)は、往路2区で区間新の1時間5分57秒をマークした東洋大の相澤晃(4年)が受賞した。