ドーハ世界陸上男子100㍍1次予選 サニブラウン、小池、桐生とも準決勝へ進出「適当に走った割にはいい感じだった」サニブラウン余裕の通過
午後6時5分には、男子100㍍予選がスタート。6組各上位3人と記録の上位6人が準決勝に進出する。4組の桐生は、向い風0・3㍍の条件下、今季9秒93をマークしているコートジボワールのシセ、9秒96のブレイク(ジャマイカ)と同走し、スタートの反応時間は0.121と絶好のスタートを切った。中盤からの加速ができず4位(10秒18)で記録上位6人に入って世界陸上初の準決勝へ。5組目の小池も、向い風0・3㍍で10秒21の4位だが記録で拾われ初出場の世界陸上で準決勝に進出、優勝を目指すと宣言したサニブラウンは最終組の6組まで長い時間待機したが、10秒09の3位で準決勝へ、3人が駒を進めた。また28日の準決勝は、サニブラウンが1組、小池2組、桐生は3組で各組上位2人と3位の中から記録上位の2人が決勝へ進出する。
サニブラウンはレース後、100㍍の予備予選から最終組まで長い時間が空いたためアップはゆっくり行ったとし、今季9秒81とランキングトップのコールマン(米国)と同走で意識したかを聞かれると、「別に、いないものと思っているんで」と笑いを誘ってマイペースを貫いた。予選を走るためにあまりナーバスにならずに、「適当に走った割にはよかった」と大会にスローペースで入った様子で準決勝、決勝に照準を合わせていた。日本勢が世界陸上で3人準決勝に進出するのはロンドン大会に続いて2大会連続。
小池(ミックスゾーン) トップスピードが出ていなかった。もう少し緊張すると思ったがそんなにしなかった。狙いは準決勝。決勝に行けば(いい意味で)緊張すると思う。