サッカー日本代表22年W杯2次予選はミャンマーからスタート「いよいよ始まる」森保監督 本田カンボジア、吉田シンガポール、西野タイと日本人’監督’4人参戦
17日=JFAハウス(日本サッカー協会、東京都・文京区) 2022年W杯カタール大会のアジア2次予選の組み合わせ抽選がAFC(アジアサッカー連盟)があるマレーシアのクアラルンプールで行われ、FIFA(国際サッカー連盟)ランキング28位の日本はF組に入り、モンゴル(FIFAランキング187位)、ミャンマー(同138位)、タジキスタン(120位)、キルギス(95位)との組み合わせが決定した。モンゴル、ミャンマー(ビルマ時代には対戦)とは初対戦となる。初戦は9月10日、ミャンマーとのアウェーで初戦スタートの予定(抽選終了後に決定)。A~H組8組の首位と2位の4カ国、計12か国で最終予選を戦う。またこの日、交渉中だったタイ代表監督に就任(U23代表監督兼任)した西野朗監督(64)率いるタイは、インドネシア、マレーシア、ベトナム、UAEのG組。シンガポール代表(吉田達磨監督=45)はイエメン、パレスチナ、ウズベキスタン、サウジアラビアのD組、実質的に代表の指揮を執る本田圭佑のカンボジアは香港、バーレーン、イラク、イランとC組に入るなど2次予選で日本人’監督’が4人揃う。
抽選直後、協会で囲み取材に応じた森保一監督(50)は、「相手どうこうとうより、いよいよカタールに向けた戦いが始まるんだなという気持。中央アジアと日本でのホーム戦など、環境が違う国での戦いをしっかり対策しながら戦いたい」と話した。昨年のW杯ロシア大会では、西野監督のもとコーチとして日本代表を16強に導いた。「(日本人監督同士の対戦について)今回の予選グループには入っていないが(直接対決はない)、最終予選に向けて勝ち上がってきてもらって、そこで対戦できるように。そうなればいいなぁと思います」と、最終予選をも見据えていた。