日本代表 優勝候補ウルグアイに三好の2ゴールで引き分け 勝ち点1を獲得
日本代表は、初戦チリ戦からメンバー6人を入れ替え、五輪世代に、川島、岡崎、柴崎ら5人のオーバーエージを投入しFIFAランキング8位の強豪、ウルグアイに挑んだ。DF冨安が前日会見で、「ビビッていたら勝てるものも勝てない」と話していた通り、スアレス、カバーニと世界屈指のストライカーを擁するウルグアイに冷静に試合に入った。前半25分、右サイドでMF三好康児(22=横浜M)が突破、ニアを右足で抜くテクニックで先制ゴール。優勝候補に先制ゴールを決め、33492人の観客のうちウルグアイサポーターに圧倒されるスタジアムが静まりかえった。32分には、エリア内でDF植田がカバー二のシュートのタイミングと重なってスパイクの裏で激突。これがVARで、植田にイエローカード、ウルグアイにPKが与えられた。スアレスのPKで同点となり1-1で前半を終えた。メンバー交代せず後半に入る。14分、守備から粘って中盤でつなぎ左サイドへ展開。中島がオーバーラップしてきた杉岡へ渡し、岡崎がゴール前で潰れたあとこぼれ球を三好が再びゴール。2-1と勝ち越した。しかしCKから、冨安が振り切られてヒメネスにニアに飛び込まれてヘディング。またも同点に追いつかれる。38分、森保監督は久保の背中を強くたたいてピッチへお送りだす。守備に重心置かれるなか、日本は耐えて2-2の同点で引き分けに。1999年のパラグアイ大会で獲得した勝ち点1に並んだ。