女子W杯ラウンド16日本はオランダと1-1で後半へ 先制されるも43分長谷川のゴールで同点に
日本は前半、オランダのCKにゴール前で長身の攻撃陣のマークに集中してしまい、マルテンスをノーマークに。マルテンスが右足アウトで菅澤の股を抜く鮮やかなシュートにゴールを割られ先制を許してしまう。前半序盤には右サイドで中島が接触で右の目の下を激しく打撲し、市瀬も右肩を痛めるなど、フィジカルで勝るオランダとの厳しい戦いとなった。
オランダの勢いに押された前半、オランダの応援席からは「蛍の光」も流れる。日本は菅澤のシュート1本のみでゴールに迫れなかったが、43分、左サイドで粘り、杉田が中央の菅澤へ、菅澤は岩渕とショートパスをつなぎ、岩渕が持った瞬間、長谷川がオフサイドラインを見てからラストパスに動き、ゴール前に飛び出し落ち着いてシュート。日本はわずか2本(オランダ4本)のシュートで1-1の同点として後半へと入った。