ジュビロ磐田 名波浩監督辞任 2014年から指揮 今季は降格圏抜けられず
30日=ヤマハスタジアム Jリーグ第17節が行われ、17位と圏で苦しむ磐田は3位の川崎(ACLのため試合数が少ない)を迎え、上位チームに勝って浮上のきっかけを掴もうと前半から積極的に攻撃を仕掛けた。しかしFWロドリゲスへの川崎DFほか、ファールを取らずに流す主審の判定にリズムを掴み切れず、反対に29分、川崎・小林悠にゴールを奪われ先制を許してしまった。磐田はその後も川崎をしのぐシュートを放ち攻撃的な姿勢を崩さなかったが、後半立ち上がり5分にも追加点を許した。アディショナルタイムに上原力也が1点を奪ったが、1-3で敗れた。勝ち点は14のまま、最下位(18位)鳥栖の結果次第で最下位となる。試合後、名波浩監督は(46)は試合後辞任すると自ら明かした。「選手に気持ちよく、楽しくサッカーをさせてあげられなかった。成績が出ない責任を痛感し、真摯に受けとめている。サポーターのみなさんにも、監督にまでチャンとを歌ってもらって感謝している」と話し、すでにクラブフロントには伝えており、7月3日の天皇杯からは後任の監督が指揮を執る。名波監督は2014年9月、シャムスカ監督の後任として自ら育ったクラブの監督に就任。15年シーズンにはクラブを3年ぶりにJ1に復帰させた。また17年には11年ぶりに5連勝をするなどチームを勢いに乗せ6位と大健闘を見せた。