陸上世界リレー男子1600㍍リレー 日本は大健闘の4位でドーハ世界陸上出場権獲得
IAAF世界リレー男子1600㍍決勝で、日本は1走ウォルシュ・ジュリアン(22=富士通)、2走佐藤拳太郎(24=富士通)、3走北谷直輝(20=東海大)、4走若林康太(21=駿河台大)の布陣で臨み3分3秒24で4位に入った。これで、10月のドーハ世界陸上の同種目出場権を獲得。一走のウォルシュ・ジュリアンは米国にくらいつく積極的な走りを見せて流れを作り、3番手の北谷は3位争いを展開しながらアンカー若林へとつなげた。ゴールは5着だったが、米国の失格で1つ繰り上がった。
400㍍リレーの陰に隠れがちだった同種目だが、ウォルシュは「停滞していたマイルでもう一度世界で戦える今回は自信になった。400㍍リレーばかり注目されるが、今回こういうチャンスを頂けて400に負けない力を少し出せた。共に東京を目指したい」と、ドーハ、来年の東京につながる4着となった。優勝はトリニダードトバコで3分00秒81、2位はジャマイカ、ベルギーが3位。男子400㍍リレー決勝ではブラジルが38秒05で米国を下して優勝した。