スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2018年12月11日 (火)

サッカー日本代表初の「アイデンティティ」策定 誇り・責任・礼節・団結・覚悟 年間日程も発表

11日=日本サッカー協会JFAハウス(東京文京区) 12月の恒例となる各カテゴリーの日本代表2019年年間スケジュールが公表され、会見では日本代表として初の活動理念も発表された。「日本代表アイデンティティ」のキーワードは「誇り・責任・礼節・団結・覚悟」と5つのキーワードと「ステイトメント」に「日本の代表として戦う誇りを心に刻み」など文言が織り込まれたもの。今年はスポーツ界で相次いで不祥事が表面化し、アジア大会ではバスケットボール男子代表がユニホーム姿のまま買春に繁華街に出掛けるなど自覚の欠如も問題化した。サッカーはこうした問題への危機感を「日本代表アイデンティティ」で表した。森保一監督率いる日本代表は、新年早々1月5日からUAEアブダビで行われる「アジアカップ」で王者奪還にかける。また、今年は6月に行われる南米選手権に(6月14日~ブラジル)A代表のうち海外組を主戦力にして出場する。五輪代表と兼任する森保監督は「多くの学ぶべき点がある。本気の南米と戦えるのは本当に楽しみだ」と話した。「なでしこジャパン」は、6月フランスW杯(6月10日、アルゼンチン、14日スコットランド、19日イングランド)を控えており、11年優勝、15年準優勝と今大会も「東アジア選手権、アジア大会とアジアを制した自信を持って世界に臨める」と意気込を見せた。

[ 前のページ ] [ 次のページ ]

このページの先頭へ

スポーツを読み、語り、楽しむサイト THE STADIUM

増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

最新記事

スペシャルインタビュー「ロンドンで咲く-なでしこたちの挑戦」