スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2017年8月 6日 (日)

ロンドン世界陸上男子マラソン 代表レース引退の川内は入賞に3秒足りず9位の日本人最高位 中本10位 ケニアのキルイがV

6日=ロンドン市内周回コースロンドンブリッジ発着42・195㌔ 男子マラソンが行われ、このレースで代表引退を表明している川内優輝(30=埼玉県庁)は3秒差の2時間12秒19秒の9位と入賞を逃した。引き離されてから転倒のアクシデントもあったが、最後まで食らいつく意地を見せ、出場できなかったロンドン五輪への思いも完全燃焼した。12年ロンドン五輪で6位に入賞したベテラン、中本健太郎(34=安川電機)は2大会ぶりの世界陸上で持ち味の粘りを見せたが2時間12秒41の10位だった。初出場の井上大仁(MHPS)は26位。4周の周回コースはコーナーが多く中にはヘアピンともいえるカーブも。ケニア、エチオピア勢は前半ハーフを慎重に走り、その後に急激なペースアップでコーナーのたびに加速しながら後続を引き離すスピードの切り替えを見せた。エチオピアのトーラ(25)とデッドヒートを展開、最後の周回で一度は離されたケニアのキルイ(24)が抜き返して2時間8分27秒で今年のボストンを制した実力を発揮し優勝した。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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