スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2017年5月14日 (日)

Bリーグ初代王者決定戦 栃木が22点差逆転で千葉下して準決勝へ 「諦めず、パニックにならず、1点ずつ」田臥

あ14日=栃木ブレックスアリーナ 男子プロバスケットボール「Bリーグ」初代王者を決定する「チャンピオンシップ」準々決勝2試合目が各地で行われ(2戦先勝方式)、レギュラーシーズン東地区首位で進出の栃木ブレックスは、13日に敗れ後がない千葉(ワイルドカード)の積極的なプレーに押され第1クォーター(Q)13対33と圧倒された。最大22点差開いたゲームをリーグNO1の堅い守備で粘り、第3Qで21対9と圧倒し49対52まで迫った。第4Qに入ってライアン・ロシタ―とギブスの3連続ゴールで53対52と初めて千葉を逆転。ホームアリーナ113%動員した3998人のファンのアシストを受けて77対70と千葉を突き放して20、21日の準決勝に進出した(三河と対戦)。川崎(中地区1位)は渋谷(ワイルドカード)を98-82で下し、三河(西地区1位)は琉球(西地区2位)を81-75、A東京(東地区2位)は三遠(中地区2位)を83-74で破り、いずれも2連勝で4強が揃った。川崎-A東京、栃木-三河の準決勝(2戦先勝)は19~21日に行われる。

最大22点差を逆転した栃木・ウィスマン監督は会見で「10カウントのうち8カウントまで持って行かれたような試合。千葉を相手にこれだけタフな試合をものにできたのは今週末への収穫だ」とボクシングにたとえ、昨年まで2年連続準決勝敗退で王者を逃した雪辱を誓った。大黒柱・田臥勇太は「諦めず、パニックにならず、1点ずつ追いかけた(苦境でも)3試合目は考えなかった。(流れが変わった場面は?)とにかく諦めずに追いかけることに集中していたので、うーんどこなんでしょう?」と笑顔を浮かべ、苦しい試合をものにした手応えをみせた。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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