日本代表 タジキスタン戦「前半4-0で日本大量リード」ハーフナーの代表初ゴールで先制
14年W杯ブラジル大会アジア3次予選の3戦目となるタジキスタン戦が、19時45分、大阪長居競技場でキックオフ。
日本は、親善試合のベトナム戦で試した3バックシステムから従来の4バックに戻し、メンバーにも、ボランチに遠藤保仁、岡崎慎司が復帰し、1トップには、3次予選北朝鮮との初戦で招集された、ハーフナー・マイクが初先発した。「引いて守りきる」と試合前から宣言するタジキスタンの守備を、どこまで崩して勝ち点3を奪うかを意識した速い展開となった。
開始1分、右サイドを長谷部、香川のショートパスをすばやくつなぎ、ラストパスまでダイレクトで岡崎へ、シュートはゴールをそれたが、早くもサイドからの切り崩しで勢いをつかんだ。その後も、高さを生かしたハーフナーをターゲットにシュートチャンスを作り、タジク(タジキスタン)ディフェンスを圧倒。11分には、右サイドの駒野からのクロスにディフェンス2人を両脇にはさみながらも、ハーフナーがヘディング、これが決まって先制した。
ポゼッションで圧倒する中、その後も、右の岡崎、左の香川が起点になってチャンスを生み出し、19分には、右サイドで体を張って粘ってボールを奪った岡崎が中村へ、中村がゴール前へ鮮やかなラストパスを流し、自ら強烈なシュートを決めて追加点を決めた。
勢いが止まらない日本の攻撃陣は35分、トップ下に起用されゴールに絡む動きを意識した中村がエリア内でシュート、このこぼれ球を走り込んだ駒野が右から決めて、前半で3-0と試合を決定づけるゴールを奪った。さらに、自ら不振と悩んでいた香川が、左サイドで長友からのボールを体をうまく流してダイレクトで決めて前半で4-0とした。