スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2010年11月29日 (月)

このインタビューについて

この秋、日本サッカー界は大きく舵を切って新たな針路を進み始めた。

日本サッカー協会(JFA)は、FIFA(国際サッカー連盟)理事として長年国際舞台で日本をリードし続けた小倉純二氏(72)が新会長に就任、2年限定での任期を負った。また、Jリーグも、鬼武健二チェアマンの退任に伴って、鹿島アントラーズ社長時代3連覇を果した、大東和美氏(61)が新チェアマンとなった。アウェーでは初のベスト16で終えた南アW杯から新たな4年間に向かって、日本代表はアルベルト・ザッケローニ監督(57)と歩み出した。

大東チェアマン、小倉会長と続き、最終回は、8月下旬の就任以来、初めてのインタビュー取材が実現したアルベルト・ザッケローニ日本代表監督(57)。日本サッカー界にとって初のイタリア人監督は、どのポジションに偏ることなく、徹底した「バランス」主義を貫いて代表をけん引する。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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